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【ブログ】小木の五月人形 徳川家康公、兜に込める武将の想い

■ 2024/03/06(水) 【ブログ】小木の五月人形 徳川家康公、兜に込める武将の想い
戦国時代に活躍した武将の兜をご紹介したいと思います。

戦国時代の兜は、防御力や機動力を高める工夫と、戦場で自らの存在を誇示することが狙いで、さまざまなデザインの工夫をされています。
兜には、「立物」と呼ばれる装飾部分があり、前立、脇立、後立、など付ける位置で名称は変わります。

信仰やげん担ぎ、忠誠心・友情・信頼の証など武将たちが心を込めた兜の意味を知ったうえで、五月人形を選ぶのも良いと思います。

本日は、徳川家康公です。
2023年大河ドラマの主人公で、歴史が苦手な方も、知らない人はいないくらい有名な武将ですね。
今年は、徳川家康公の兜をご覧になりたいということで、ご来店されるお客様も多いです。

徳川家康は、織田信長、豊臣秀吉と並び、戦国の三英傑のひとりで、「天下統一」の偉業を成し遂げた人物です。
「戦国時代」を終わらせ、争いごとや揉め事をなくし、国を平和にしました。
そして、264年も続く江戸幕府を開き、徳川が実権を握ることになります。

この甲冑(歯朶具足)は、徳川家康公が関ヶ原の合戦で着用し、大阪の陣でも用いました。
天下取りの甲冑と言われ、縁起の良い吉祥の具足とされました。


兜は、大黒頭巾形で歯朶(しだ)の葉の前立てを添えてあるのが特徴的です。
シダの葉は、常緑で枯れることがないことから、子孫の繁栄と長寿を示しています。
実際、家康は75歳の長寿であり、また15代まで続く徳川家となります。
黒漆塗の重厚なデザインは、戦国時代特有の奇抜さはないが、質素倹約な家康らしさを表している兜ではないでしょうか。

この鎧兜は、久能山東照宮蔵 重要文化財です。
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