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お内裏様の冠や太刀は、こんなに細かい。雛人形の小さな持ち物に宿る職人の技

■ 2026/10/17(土) お内裏様の冠や太刀は、こんなに細かい。雛人形の小さな持ち物に宿る職人の技
雛人形というと、お顔や華やかなお衣装に目がいきますね。
けれど、お人形が身につけている「小さな持ち物」にも、職人の手仕事が込められています。

今回は、そんな小道具の見どころをご紹介します。

小道具には、平安時代の装いが映されています
お内裏様は男性の正装「束帯(そくたい)」を、お雛様は女性の正装「十二単(じゅうにひとえ)」をまとった姿をあらわしているとされています。
そのため、冠や太刀、扇といった小道具も、当時の装いにならって作られています。
なお、小道具の仕様は商品によって異なります。

冠(かんむり)と纓(えい)
冠は、束帯のときに頭にかぶる被り物です。
プラスチックではなく和紙で作られ、漆などが塗られています。
冠の後ろに長く垂れる部分は「纓(えい)」といい、四菱(よつびし)文様があしらわれた本格的なつくりです。

飾太刀(かざりたち)
飾太刀は、束帯のときに腰に帯びる、装飾を施した太刀です。
ずっしりと重みのある、黄金の太刀が付きます。

石帯・魚帯・帖紙
束帯の腰まわりには、次のような小物が添えられています。
石帯(せきたい)
玉帯(ぎょくたい)とも言い、腰に締める装飾用の革ベルトです。大きさによって形が異なります。
魚帯(ぎょたい)
石帯の右側に付ける装飾品で、身分証明書の役割をしています。
帖紙(たとう)
折り畳んで懐中に入れる紙です。メモや、詩歌を書いて送る便箋として使われました。

檜扇(ひおうぎ)
檜扇は、檜(ひのき)の薄い板を綴(と)じ合わせた扇で、平安時代の貴族が手にしていたものとされています。お雛様が手にする扇です。
胡粉(ごふん)塗りで、手描きで仕上げられています。胡粉とは、貝殻を粉末にした白い顔料のことです。
五色のおめでたい色が付けられ、松・梅・橘の造花の飾りも添えられています。
近くで、じっくりご覧ください

冠の後ろ、腰まわり、扇の絵柄。
写真では小さく写る部分も、お人形を目の前にすると、手仕事の跡が伝わってきます。
ここでご紹介した小道具は、「焼桐収納飾り 京十一番親王(品番1020A)」のものです。
公式ホームページ(https://www.koboku.jp/shop/item/p_1020a.html )でも、小道具の写真をご覧いただけます。

店頭での販売は、11月1日(日)から始まります。
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