初節句のお祝いをいただいたら。内祝い・お返しの基本をやさしく解説
■ 2026/10/11(日) 初節句のお祝いをいただいたら。内祝い・お返しの基本をやさしく解説
初節句のお祝いをいただくと、ありがたい気持ちとともに、「お返しはどうしたらいいのだろう」と迷われる方も多いようです。
初節句とは、お子さまが生まれて初めて迎える節句のこと。
女の子は3月3日の桃の節句(ひな祭り)、男の子は5月5日の端午の節句をお祝いします。
今日は、お祝いを「いただいた側」の立場から、内祝い・お返しの基本的な考え方をご紹介します。
なお、お返しの品や金額、贈る時期などは、地域やご家庭によって習わしが異なります。
ここでお伝えするのは、あくまで一般的な考え方のひとつです。
「内祝い」ってどんな意味?
「内祝い(うちいわい)」とは、もともとは身内にお祝い事があったとき、その喜びを親しい方々と分かち合うために贈るものとされています。
そのため本来は、お祝いをいただいたかどうかにかかわらず贈るものでした。
近年では、いただいたお祝いへのお礼の品を「内祝い」と呼ぶことが多くなっています。
「お返し」と「内祝い」が、ほぼ同じ意味で使われているご家庭も多いようです。
お子さまが無事に初節句を迎えられた喜びを、お祝いしてくださった方におすそ分けする。
そんな気持ちで選ばれるとよいのではないでしょうか。
お返しは必要?一般的な考え方
祖父母など、身内からいただいた場合
お孫さんへのお祝いとして、祖父母から贈っていただいた場合は、お返しは不要とされることも多いようです。
その代わりに、お礼の気持ちをきちんと伝える。
お電話やお手紙、お子さまの写真を送るなど、感謝を形にされるご家庭がよく見られます。
お祝いの席にお招きして、食事でおもてなしをすることが、お返しの代わりになると考えられている場合もあります。
とはいえ、「身内でも、きちんとお返しをしたい」という考え方もあれば、「かえって気を遣わせてしまう」と感じられる方もいらっしゃいます。
ご家庭や地域によって異なりますので、迷われたときは、ご両親やご親族に相談してみると安心です。
親戚・ご友人・職場の方などからいただいた場合
身内以外の方からお祝いをいただいた場合は、お返しを贈るのが一般的とされています。
金額については、「いただいたお祝いに見合った品を」という考え方が広く知られています。
ただ、具体的な割合や目安はご家庭・地域・お品物によって異なりますので、一つに決まった正解はありません。
ご自身のお気持ちと無理のない範囲で、感謝が伝わる品を選んでいただければと思います。
お返しの時期は、いつ頃がよい?
お返しは、初節句のお祝いが済んだ後、あまり日を空けずに贈ることが多いとされています。
お祝いを節句よりも前にいただいた場合は、まずお礼の連絡を早めに入れて、お返しの品は節句のお祝いが済んでから、という流れもよく見られます。
「お返しの品は後日になりますが、まずはお礼を」という一言があるだけでも、相手の方は安心されるのではないでしょうか。
お返しの品は何がよい?
お返しの品としては、日持ちのするお菓子や、お茶などの食品、タオルなどの日用品がよく選ばれているようです。
相手の方の好みやご家族の人数に合わせて選ぶと、喜ばれやすいかもしれません。
のし紙の表書きは「内祝」とし、水引の下にお子さまのお名前を書き添えることが多いようです。
水引は、何度あっても嬉しいお祝い事に使われる紅白の蝶結びが一般的とされています。
ただし、のし紙や水引の慣習も地域によって違いがあります。
迷われたときは、お近くの百貨店やお店にご相談いただくと安心です。
初節句の日のお子さまの写真を、お礼の一言とともに添えるご家庭もあります。
お返しの品と一緒に、成長した姿を見ていただけるのは、いただいた方にとっても嬉しい心遣いです。
直接お渡しする場合・郵送する場合
直接お渡しする場合
お住まいが近い場合は、お礼のご挨拶とともに直接お渡しするのが丁寧とされています。
お子さまの様子もお伝えしながら、感謝の気持ちを言葉にして伝えられるのも、手渡しならではのよさです。
郵送する場合
遠方にお住まいの方には、郵送でお届けする形もあります。
その際は、お礼の言葉を書いたカードや手紙を同封されると、お気持ちが伝わりやすくなります。
お品物が届く前に、お電話などで一言ご連絡を入れておくと、より丁寧です。
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初節句は、お子さまの誕生を、まわりの方々と一緒に喜び合う大切な行事です。
お祝いをいただいた方へのお礼を考える時間も、節句の思い出のひとつになるかもしれません。
おすすめしたいのは、初節句の日の様子を写真に残しておくことです。
お祝いの席の様子や、お子さまの表情、ご家族そろっての一枚など、あとから見返したときに、きっと心あたたまる記念になります。
その写真は、お礼状に添えたり、お祝いをくださった方に送ったりと、感謝の気持ちを伝える際にも活躍してくれます。
お祝い事のマナーは、迷うことも多いものです。
どうぞ焦らず、ご家族と相談しながら、無理のない形で進めてくださいね。
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