お内裏様は向かって左?右?関東と京都で、雛人形の並びが違う理由
■ 2026/10/10(土) お内裏様は向かって左?右?関東と京都で、雛人形の並びが違う理由
雛人形を飾るとき、「お内裏様(男雛)とお雛様(女雛)は、どちらが左だったかしら」と迷われたことはありませんか。
実は、並びには地域によって違いがあるとされています。
今日は、男雛と女雛の並びについて、やさしくご紹介します。
お内裏様(男雛)とお雛様(女雛)、どちらが向かって左?
「向かって左」とは
ここでいう「向かって左」とは、お人形を正面から見たときの左側のことです。
飾る方から見て左右が逆になりやすいので、はじめにご確認ください。
なお、一般には男雛をお内裏様、女雛をお雛様と呼びます。
関東では向かって左、京都など関西では向かって右に
現在、関東では、向かって左に男雛(お内裏様)、向かって右に女雛(お雛様)を飾る並びが一般的とされています。
一方、京都など関西の古式では、向かって右に男雛を飾る並びとされています。
つまり、並びの正解はひとつではなく、地域や時代によって異なります。
どちらかが正しく、どちらかが間違いということではありません。
なぜ並びが違うの?
「左上位」の考え方と、並びの移り変わり
古くは、天皇から見て左を上位とする「左上位(さじょうい)」の考え方があったとされています。
この考え方が、古くからの並びのもとになっているとされています。
その後、明治時代以降に西洋の礼法の影響を受けて、並びが変わっていったとする説があります。
こうした経緯もあって、関東と京都など関西で並びが異なるようになった、と説明されることがあります。
ただし、由来には諸説あります。
ここでご紹介したのは、そのうちの一つの見方としてご覧ください。
迷ったときはどうすればいい?
ご家族・祖父母のご実家の習わしを聞いてみる
お孫さんの初節句を迎えるご家庭では、パパ・ママのご実家と、祖父母のご実家で、並びの認識が異なることもあります。
そんなときは、どちらが正しいかを決めようとせず、「うちではこうだったよ」と、それぞれのお話を聞いてみてはいかがでしょうか。
地域の違いを話題にすること自体が、ご家族の会話を楽しむきっかけになります。
飾り方の説明書を確認する
お持ちの雛人形に飾り方の説明書がある場合は、そちらもあわせてご確認ください。
ご不明な点は、お求めになったお店にお尋ねいただくと安心です。
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小木人形でも、雛人形の飾り方についてのご相談をお受けしております。
男雛・女雛のお二人を屏風とともに飾る親王飾りの一例として、先日ご紹介した「【親王飾りご紹介】焼桐高床台飾り 京十番親王(品番1010B)。
コンパクトに飾れる、やさしい表情の親王飾り」の記事もよろしければご覧ください。
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