【ブログ】秋の祈りと別れ — 岩槻城址公園・人形供養
■ 2025/10/08(水) 【ブログ】秋の祈りと別れ — 岩槻城址公園・人形供養
秋風が肌に染みる季節となりました。
10月に入り、日増しに空気が澄んでくるこの時期は、ものごとを終える・区切りをつけるのにふさわしい季節でもあります。そんな季節に心静かに向き合いたい方に、岩槻城址公園で行われる「人形供養」のことを紹介したいと思います。
人形供養とは
人形供養は、古くなって飾らなくなったり、壊れてしまった人形に感謝を込めてお別れをし、僧侶の読経と焼香で冥福を祈る儀式です。
「もの」に宿る記憶や思いを尊重し、単なる処分ではなく、丁寧な別れの形を設けるという文化的・精神的な意味を持つ行事とも言えるでしょう。
岩槻エリアでも、この人形供養は伝統行事として地域に根づいています。
小木人形のウェブサイトでも、岩槻の人形供養に関する案内が掲載しています。
https://www.koboku.jp/kuyou.html
岩槻・人形供養祭の概要
日程
毎年11月3日(祝・文化の日)
受付時間
午前10:00 ~ 午後14:00(持ち込みはなるべく13:30まで)
式典時間
午前11:00 ~ 12:00(読経・焼香など)
会場
岩槻城址公園内「人形塚」前および「黒門」周辺
供養料
1件あたり 3,000円 より(お気持ちにて)
持ち込み対象
ひな人形(道具含む)、五月人形(鎧・兜含む)、日本人形、西洋人形、こけし、ぬいぐるみ など
受付できないもの
ガラスケース、鉄製雛壇、全身が陶器・磁器製の人形、土人形、だるま など
岩槻城址公園とその風情
岩槻城址公園は、かつての岩槻城跡を公園として整備した場所で、城門・堀・曲輪といった城郭遺構の名残も感じられる空間です。
人形供養祭はこの静かな公園の一角、人形塚前および黒門周辺で行われ、木立や苔むす石段に囲まれたなかで厳かに営まれます。
公園内を歩けば、秋の落ち葉が足下を彩り、風に揺れる木々の葉音が心を落ち着けてくれるでしょう。供養のときには、自然と静謐な時間がつながります。
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〒339-0072 埼玉県さいたま市岩槻区古ケ場2丁目1番3号
TEL:048-794-2964
MAIL:info@koboku.co.jp
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